エンタメ東大脳の専門家が考える新聞を活用した親子コミュニケーションの秘訣【後編】

12歳までの“超右左脳開発”で夢を叶えられる脳をつくることを目指す「エンタメ東大脳専門家」の市野瀬早織さんに、これからの時代の子どもの教育に必要な観点や新聞の活用方法などについてインタビューしました。


前編の記事はこちら

新しいことを楽しむ力、楽しんで考えを出していける力を身に付けることが重要

―AI化が進む中で、子どもにはどんな力を身に付けさせるべきですか?


市野瀬さん:2020年の教育改革で思考力・判断力・表現力、その土台となる「学習意欲」を求めていると国は言い始めていますね。

「学びたい」って思えることも能力だと思うんですよね。その気持ちを身につけることが重要かなと思っています。

教育改革はこれからの時代に活躍する人間をどう育てていくかを考えています。まず学びたいという気持ちがあって、思考して判断して、伝え合う中で、先行き不透明な時代に臨機応変に生きる力を求めていることもはっきり言っています。


AI時代を迎えるに当たって、学びたい、知りたいとか、アイデアを出すことを楽しむ力、新しいことを楽しむ力、楽しんで考えを出していける力を身に付けることが重要だと思っています。

自分の考えを言葉にして他者に伝えていくコミュニケーションをどんどんしていくことが必要だと思います。

―具体的には親子間でどんなコミュニケーションが必要だと思いますか? 新聞を使ってできる方法がありますか?


市野瀬さん:そもそも親子のコミュニケーション自体が足りていない家庭が多いと思います。自分の考えを伝えていくコミュニケーションをどんどんしていった方がいいです。

例えば、「お風呂に入りなさい」って言葉は考えなくても出てきますけど、どんな言葉を投げかけたら子どもがそういう気持ちになるのか。ひとひねりして「あなたの右のかかとが洗われたがってるわよ」とか言うと、場が和むし、そこで子どもの気持ちが動いたりします。

今一緒にYouTubeで番組を行っている「笑っていいとも」や「ごきげんよう」などの放送作家・鶴間政行氏もおっしゃっておられますが、楽しめるコミュニケーションの取り方が必要だと思います


もし新聞でするなら、遊び感覚でするのがいいと思います。

新聞を読んで面白いと思った記事を自分なりに紹介してみることは、コミュニケーションの練習になります。自分の言葉で記事をどう紹介するのか、そういう感じで新聞を使ってゲームにすることもできます。

子どもの自信を育てるのはお母さんからの「無償の愛」

―お母さん方にご家庭でぜひやってほしいこと、大事にすべきことを教えてもらえますか?


市野瀬さん:「I(アイ)メッセージ」で伝え合うことです。

子どもがお母さんに自分の思っていることをそのまま言えるのは、否定されないからなんですね。

否定されるご家庭だと言わないんですよ。言っても自分が辛い思いをするだけなので。そして、ますます言わなくなってくるという負の連鎖が起きます。

お母さんも子どももIメッセージでやり取りをしましょう。


いきなり学校とか、不特定多数のところでするのは難しいかもしれませんが、まず家庭で土台を作ることが大事です。

新聞を使う場合、気軽にできないと続かないと思うので、1日5分でできる記事についての「G5首脳会談」みたいな(笑)

そういうおかしいタイトルにして、1つの記事について5分間、家族で討論し合うとか。


一番重要で、かつ、ご家庭でしかできないことって、お母さんから見守られてる、信頼されているという感情を子どもが得ることなんですよね。

子どもは「お母さんが自分のことを見てくれている。だから大丈夫」って思えればいくらでも挑戦できるんですよ。

ところが、「お母さんって成績がいいときはニコニコしているけど、自分の成績が下がったときは不機嫌だし」という風に、子どもがお母さんから条件付きの愛情を感じた時、「お母さんは自分のことを成績を基準に見ているんじゃないかな」って無意識レベルで思うのです。

そうすると、無意識にお母さんの期待に沿うことを一番にして人生の大きなレールを敷いちゃうんです。


後になって「自分ってこんなはずじゃなかった」「お母さんのために生きていたけど、自分の生きたい姿じゃないコレ」ってなった時に不登校になったり、学校の成績がすごく下がったりします。見守る力が大切です。

お子さんを信頼する、丸ごと認めるということが2020年以降の教育でも必要だと思います。


どうなるか分からない時代ですが、ネガティブに捉えず、楽しくおかしく考えられる人は強いですよね。

ポジティブに思考をチェンジをするということはお子さんに「自信」がないとできないのですが、その自信を育てるのはお母さんからの「無償の愛」でしかないんです。

丸ごとその子を信頼する。ご家庭でも意識してほしいです。



エンタメ東大脳の専門家が考える新聞を活用した親子コミュニケーションの秘訣【前編】https://www.shinbun.me/posts/7966914


0歳~12歳の”超右左脳開発”で 夢を叶えられる脳をつくる!
エンタメ東大脳専門家 エンタメエリートプロデューサー 市野瀬早織
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